子どもの救急受診 病気・けが対処法~弓場先生座談会~

2013年12月11日

 

 

 

座談会2 

 

子どもの病気について、

自分が知って対応ができるように、

救急を利用しなくていいときにはしなくてすむように、

お母さんたちが知ることが大事ですね。

ということで、子どもの病気について具体例を挙げて
”ゆみば子どもクリニック”の弓場先生に質問し、

どういった対処が良いのかなどを
教えていただきました。

 

 

座談会1 

 

 

まずは、知っていますか?ということで、

社団法人 日本小児科学会が作製している『こどもの救急http://kodomo-qq.jp/』というHPを開き事例を入力して使ってみました。

 

<トップページ>

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症状によってチェックリストが設けられていて『結果を見る』をクリックすると受診の目安がわかります。

結果「行く!」となった場合は持ち物や戸締りなど忘れがちなことも書いてあるのでしっかり読んで!

 

※こちらは、くれパステルのTOPページからリンクさせていただいている『救急医療ネットHIROSHIMA』の中にリンクバナーがあります。

 

 

 

 

 

くれパステルメンバーが子どもの病気で救急にかかった体験をもとにお話を伺いました

 

 

インフルエンザ(生後1ヶ月)

 

嘔吐下痢症(3歳)

 

ヘルペス

 

鼻血

 

教えて!弓場先生

 

 

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Q1.身体に発疹があるけど熱はない、など小児科を受診してよいものか悩むときに行ってもいいですか?怒られたりしないでしょうか

また、電話で問い合わせた場合答えていただけるのでしょうか?

 doctor_illust02_03.jpg A1.小児科は「小児内科」です。

内科の専門ですが、小児科医はみなさん親切なので、わからないときに診てもらって、怒られたりはしません。

 

電話で問い合わせていただいてもかまいませんが、患者さんに、ちゃんとしたことを答えるためには、自分の目で見たいというのがあります。

電話だけでは伝わらないこともたくさんありますし、受診して診せてもらってわかることも多く責任がもてます。

特に発疹は診てみないとわからないですね。

   
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Q2.急な発熱などの病気に備えて用意しておくと良いものはありますか?

 

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A2.小さいときは再三熱を出しますよね。

夜間や休日に熱を出したとき座薬がないと、病院に行かないといけなくなるかもしれないので、普段からの備えで座薬はかかりつけのお医者さんにもらっておくといいです。

全身状態をみて、熱だけで水分も取れるなら座薬を使ってみて、受診できる時間まで様子をみていいです。(*下痢止めはもらえません)

   
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Q3.座薬をいれたのですが、出てきてしまうときがある・・・どうしたらよいですか?

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A3.まず、座薬を入れるときは、ティッシュで押さえて少し奥まで入れてしばらく押さえて置いてください。

出てきたときに、そのままの白い状態で出てきたのならすぐに戻してよいですが、一部だけどろっと溶けた状態であれば3~5~6時間空けてから次を入れてください。

熱で死ぬわけではないので、水分を与える・冷やすなどのクーリングで熱を冷ますこともできます。

座薬だけが全てではありません。

   
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Q4.「ヒエピタ」は熱を冷ますのに使えますか?

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A4.「ヒエピタ」もいいですが、それよりも冷たいタオルなどで、頭・首・脇などを冷やすとよいです。

座薬だけでは熱が下がらないというときも、冷たいタオルで冷やすとよいです。

脱水状態になると熱が上がりやすいので水分も与えてください。

アイスノンなどは、直接体に当てると低温やけどになるので注意してください。

 

 

先生から

弓場先生

 

私たち小児科医は病気を診るので、いつもにこにこしているわけではありません。

暇があるときには子どもと遊んだりもしますが、病気について真剣に話をすることもあります。

 

子どもたちに元気をもらって、仕事ができるのが幸せですね。

 

お母さん同士の情報交換では、全てが正しいかはわからないので、かかりつけの先生をもってお話を聞いてください。

まずは、かかりつけ医をもって、病気について知ることが大事です。先生にいろいろお話を聞いて、利用して下さい。

そして、こういう時はこうするなど勉強し、経験してください。

 

小児科医が少なくなって、救急医療(開業医や勤務医の夜間診療)が厳しくなっています。

不要不急の救急は控えましょう。

知識をもっていれば、怖がることはありません。学んでくださいね。 

 

 

感想

今日はいろいろ具体的なお話が聞けてよかったです。

こうやって、ひとつひとつの病気について少しでも知っておくと、病院に行くべきときには行くけれど、不要不急の救急には行かないですみますよね。

今日聞いたお話が全ての病気の事例ではないので、普段から、かかりつけのお医者さんとお話をしたり、こういったお話を聞く機会があればしっかり聞いて、病気についてちゃんと知っておきたいと思いました。

あ!座薬ももらっておこう☆

救急の現場が厳しいというお話もありましたが、少々熱があっても元気で水分取れるなら、救急までは行かなくていいというのを知らなくて、子どもが小さい時に行ってしまった経験があることを思い出し(>_<)

今後は気をつけようと思いました(うちはもう子ども小学生なので熱もでませんが・・・)。(てんこ)

 

 

弓場先生のお話、とってもためになりました!

インフルエンザの受診のタイミングや座薬が出てしまった時の対処など、気になってはいたけど、いざ診察の時には聞きそびれてしまうようなことも聞けて良かったです。

座薬(解熱剤)を持っているだけで夜中の急な発熱にも慌てなくて済みますよね。

この取材を通して、救急受診をためらいそうになりましたが、『お母さんの「いつもと違う」という感覚を大事にしたい』とのお言葉で少し気が楽になりました。

発熱してぐったりしている、元気がないなど「いつも(の風邪)と違う」と感じたら早めの受診も大事なんだなと思いました。(さぼてん)

 

 

 

 

 

 

この記事は2013年10月に作成しました

記事作成:てんこ

WEB作成:さぼてん

素材提供:fumira_b_88_2.gif