2007年5月25日、山本千香子さん(おもちゃコーディネーター・木のおもちゃの店メルヒェン店主)を講師に迎えて、“木のぬくもりが育てる子どもの心”と題する、木のおもちゃの講座を、オープンして間もない“ひろひろ*ば”研修室で行いました。
今回の講座は、0歳から1歳までの木のおもちゃの話が中心です。
子どもたちが、“ひろひろ*ば”などの木のおもちゃで遊ぶ姿を実際に見ながら、木のおもちゃについてのお話を聞く、親子で参加する形でした。
当日はあいにくの雨でしたが、大勢の方に参加していただき、和やかな会になりました。
【menu】
1.ヨーロッパと日本のおもちゃに対する考え方の違い
2.0歳の子どもへのおもちゃの与え方
3.1歳からのおもちゃ
4.おもちゃについてのアドバイス
5.参加した人の感想
1. ヨーロッパと日本のおもちゃに対する考え方の違い
| 日 本 | ヨーロッパ |
| たかがおもちゃ、安いもので良い、 他の子が持っているから与えている 電子音が多い |
・子どもにとっては、大切な道具である。 ・受動的ではなく、能動的なおもちゃを与える。 ・素材・色・音などすべて、本物を与える。 (特に自然素材・天然素材にこだわっている) |
| (最近安価な木のおもちゃが出回っているが、安全性は疑問) | 木へのこだわり おもちゃは、自然の恵みを受けた木の一部 |
| プラスチック製品など、使い捨てのおもちゃが多い | ・世代を越えて、おもちゃを受け継ぐという考え (積み木などは、パーツを無くしてしまった時でも、1ピースから購入できる) ・地球環境破壊にならないおもちゃを与える。 |

色は、子どもが認識しやすい3原色(赤青黄)を使用
(植物色素を使用しているので、口に含んでも安全)
親しみやすいように、目があるおもちゃが多い
子どもには母の声が一番
…そして木の優しい音
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2. 0歳児へのおもちゃの与え方
子どもの普段の行動を見て(たたいたり、引っ張ったりしている様子)
それをおもいっきり出来るものを子どもに与えて下さい。おもちゃは子どもの成長の助けになる、大事な道具です
・口に入れる頃は口に入れても安全なものを。
・見たり引っ張ったりする頃は、机の上に置いても壊れない、引っ張ったりひっくり返しても良いもの。
・引き出しを開ける頃は、出したり引っ張ったりするおもちゃがいいですよ。
・ベビーカーに乗っている赤ちゃんは、意外に退屈しています。
ベビーカーチェーンなどで、いつもそばに木のおもちゃを置いてあげると良いと思います。
3. 1歳からのおもちゃ
| ベビージム・モビール | ![]() |
赤ちゃんは、上を見ている事が多く、子ども部屋など、いつも決まった所にモビールが飾られていると安心します。 風の動きで優しく動くのを、赤ちゃんはよく見ようとします。 |
初めてのガラガラ |
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軽くて、あたっても痛くないものを。 *おもちゃに、丸いもの(2p前後の球体)が多いのは、つまみやすい、つかみやすい上に、お母さんの乳首の形状と同じだからです。 |
| ハンマートイ | ![]() |
たたくおもちゃは、ヨーロッパのおもちゃの特徴の1つ。 物を、ちょうど良く叩くのは、かなりの技術が必要です。(1歳をすぎてからも)物をよくたたく頃にぜひ、与えて下さい。 |
| オーガニックコットン(エコドット)人形 | ![]() |
人形に母のにおいをしみ込ませ、子どもの側におくと、安心します。 また、人形は、自分の分身となり自分の中の自分と遊ぶことが出来ます。是非、男の子にも人形を与えて下さいね。 |
| シロフォンつき玉の塔 | ![]() |
「小さな玉をつまんで穴におとすと、最後にきれいな音がする」行為を、繰り返し繰り返しおこなうことで、予想通りに期待がかなえられる →自信につながる 落ち着きのない子が落ち着いたり、意欲のない子が意欲的になると言われているおもちゃ。 *何事にも意欲的だが挫折する時期(4〜6歳の頃)に、自分の自信を取り戻すことができるおもちゃ。よく遊ぶ時期が過ぎてもいつも子どものそばに置いて欲しいおもちゃです。 |
| 電車のおもちゃ | ![]() |
1,5歳の頃(悪魔の時期とも言われているが…)なりきれる時期に集中して遊べるおもちゃ。 |
| 積み木 | ![]() |
積み木は人生の勉強だ!とも。 自分で考えて自分で遊ぶことができる。 長く遊べるおもちゃの代表。 崩れないように緊張して積み、崩れたらまたやり直す。意欲を育てるおもちゃです。(ブロックの方が、形が崩れず遊びやすい ようにも見られがちだが、やはり積み木の方が良い。) |
| オルゴール | ヨーロッパでは1歳のお誕生日で与えられることが多い。手で回して、耳を澄ませて聞くことで、気持ちが和む |
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4. おもちゃについてのアドバイス
*部屋の中で、おもちゃの置き場所は、決めておいた方がいいです。
子どもは、同じ場所に同じものがあることで安心します。
例えば、おむつ替えの時は、いつもベビージムの下でする、など決めてあげると赤ちゃんは安心します。
*木のお手入れについて(クリーニング)
お湯で固く絞った布で拭いて下さい(蜜ろうワックスで拭いても良い)です。
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講座 “木のぬくもりが育てる子どもの心 〜ひろひろ*ばのおもちゃで遊ぼう〜” について
講師:山本千香子氏(おもちゃコーディネーター・木のおもちゃの店 メルヒェン店主 URL http://www.marchen-net.com/ )
企画・共催:くれパステル&ひろひろ*ばプランニンググループ“いろは”![]()
(“いろはいろ” URL http://irohairo.seesaa.net/ *おもちゃ講座の当日の様子は、“いろはいろ”をご覧下さい )
“くれパステル” 広WS日記(前編・後編)、“ひろひろ*ば”見学記事もご覧下さい
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【参加した人の感想】
○先生の話、とても参考になりました。子どもを産む前に聞いておきたかったです。(りりめるさん)
○シュタイナー教育に興味があるので参加しました。
今日は、いくつかの木のおもちゃで実際に遊ぶことができてよかったです。できれば、“ひろひろ*ば・くれくれ*ば”で、たくさんこういったおもちゃを取り入れてあると、子どもの興味がよくわかるのでありがたいです。(keikoさん)
○おもちゃはいつも一緒の所においておくというのは、今日から気をつけてみようと思います。お母さんの匂いをつけておく人形というのがとても気になりました。(Rui & Ayaさん)
○木のおもちゃに囲まれて、大人も楽しくなりました。言われているように、その雰囲気は子どもにも伝わるんでしょうね。
うちでも、ただ与えるだけでなく、親子で楽しみながら、遊びたいと強く思いました。小さいときから、どんどん触れさせたいと思います。(ゆうくんママさん)
○子どもを見ていたら、どんなおもちゃを与えたらよいかわかるというお話が印象に残りました。その時期にその子がやりたい事、できる事を思い切りさせてあげられるおもちゃを与えてあげれたらいいなと思います。(かずみんさん)
○私は今まで、その場しのぎになるようなおもちゃを与えていたんだな、と思いました。“ひろひろ*ば”のおもちゃが、とてもありがたいですね。これからまた、大切に使わせて頂こうと思います。(くりくりママ)
○実際におもちゃを手にとって見せてもらえてよかったです。(めぐりんさん)
○木のおもちゃには興味がありましたが、値がはるので、自分では買えないと思い、つみ木ぐらいしか持っていませんが、この講座を聞いて、少しづつでも、次の世代につなげるようにそろえてあげたいと思いました。
木のおもちゃは、子どもだけでなく、親子で楽しめるものだなと思います。子どもの自信にむすびつく木のおもちゃはすばらしいと思いました。(めぐちゃんさん)
この記事は2007年9月に作成されました。
講座企画:くれパステル*いろは
記事担当:ゆかこ スミゾウ
web担当:スミゾウ
web素材提供: ACQUA*WEB ホームページのおもちゃ箱
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